はじめに
本日はlinuxの基礎コマンドについて解説していきます。
本記事は、初学者が初学者向けに綴ってます。
細かい内容は省き、必要最低限の内容にしております。
cd
directoryを移動するコマンド
change directoryの略。
cd dir1
pwd
自分の居場所を表示するコマンド
print name of working directoryの略。
pwd
ls
file,directoryの一覧を表示するコマンド
listの略。
option -l 詳細情報も表示する。
option -a 隠しfileも表示する。
ls -l
mkdir
directoryを作成するコマンド
make directoryの略。
mkdir dir1
rmdir
"空の"directoryを削除するコマンド
remove directoryの略。
空でないdirectoryは削除できない。
rmdir dir1
cat
fileの中身を表示するコマンド
catenateの略。
option -n 行番号を追加する。
cat -n file1
less
fileの中身をスクロール表示するコマンド
opposite of more。moreコマンドの反対ということで名付けられた。
less file1
tail
fileの終わり10行を表示するコマンド
fileの指定がなければ標準出力
option -n 数値 指定の行数を表示することができる。
tail -n 25 file1
touch
空のfileを作成するコマンド
既にfileが存在する場合は、タイムスタンプを更新する。
touch file1
rm
fileを削除するコマンド
削除されたfileはゴミ箱にいかず完全に削除されるので注意する。
option -r directory name directoryを削除する
option -i 削除前に確認するfile
rm -i file1
mv
file名の変更(上段)、fileの場所を移動する(下段)コマンド
mv file1 file2 mv file1 dir2
cp
fileをコピーするコマンド
コピー先にfileがあると、上書きする。
option -r directoryをコピーする。
cp file1 new_file cp -r dir1 new_dir
ln
リンクを張るコマンド。デフォルトではハードリンクになる。
option -s シンボリックリンクになる。
ln option リンク元 リンク名 ln -s file1 link_file1
find
検索するコマンド
option -inema 大文字と小文字を区別しない
option -type f/l/d ファイル/シンボリックリンク/ディレクトリのファイル種別で検索する。
-print パス名を表示するアクション(省略可能)
find パス(検索開始dir) 検索条件 アクション find . -name file -print find . -iname *'.md'
=>fileという名前のものを検索。
=>.mdファイルを検索する。
chmod
file,directoryのパーミッション(権限)を設定するコマンド
u 所有者の権限
g グループの権限
o その他ユーザーの権限
a 全ユーザーの権限
/+ 権限を追加
/- 権限を削除
= 記述した権限にする
r 読み込みの権限
w 書き込みの権限
x 実行の権限
chmod u+rwx file1 chmod a=r file2
=>file1の所有者は、読み込み、書き込み、実行ができるように変更する。
=>全ユーザーは、file2を読み込むことができる。
chown
fileの所有者を変更するコマンド
rootユーザーではないと変更できない。
chown User1 file1
ps
実行中のプロセスを表示するコマンド
プロセスとは、実行中のプログラムのことで、OS全体で統一して管理される。
ps
jobs
現在のジョブを表示するコマンド
ジョブID,実行状況、実行しているコマンドの順で表示する。
jobs
kill
不要なジョブやプロセスを終了するコマンド
正確には、TERMという終了シグナルを送るコマンド
フォアグラウンドのジョブはcontrol + c で終了することができる。
停止中やバックグラウンドでは、killコマンドを用いる。
kill option % ジョブID kill option プロセスID kill -シグナル名 プロセスID
終わりに
いかがでしたでしょうか。
一度履修されている方であれば、簡潔に見返して思い出すことができる内容かと思います。
少しでもお役に立てれば幸いです。